メタルクラウンの脱離とプラークコントロール | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

メタルクラウンの脱離とプラークコントロール

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回はメタルクラウンの脱離についてです。

かぶせ物や詰め物のが取れてしまう原因については、歯が割れたり、虫歯になったり、セメントが劣化したりと様々な原因があります。

症例です。

大臼歯のメタルクラウンが取れてしまいました。

クラウンの下は、写真のように虫歯になっていて、歯が大きく崩壊しています。

今回、脱離した原因は、セメントが劣化し、微小漏洩が発生、歯が虫歯になり脱離してしまったと推測されます。支台歯の形態もテーパーが付きすぎていますので、脱離しやすい要素にはなるでしょう。

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接着性セメント(レジン系セメント)の使用や、セラミックなどの適合精度の高いかぶせ物を選択するべきですが、プラークコントロールも大切です。毎日の歯磨きをしっかり行い歯肉の状態も含めて維持すべきです。

投稿日:2015年11月26日  カテゴリー:かぶせ物