スタビライゼーション型スプリント(全歯列接触型スプリント) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

スタビライゼーション型スプリント(全歯列接触型スプリント)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は、顎関節症の分野から、スプリント療法についてです。

一番使用する全部接触型のスプリントです。

スプリントは大きく分けて2つです。

①スタビライゼーション型スプリント(全歯列接触型スプリント)

②前方整位型スプリント(リポジショニングスプリント)

今日は、①のスタビライゼーション型スプリントについてです。

このスプリントは、顎関節症や歯ぎしりのある方が適応です。

スタビライゼーション型スプリント(全歯列接触型スプリント)の効果は

筋肉の安静

顎関節の保護

歯列の保護、安定

歯がすり減るのを防ぐ

不正咬合の暫定的な補正

です。

特に噛み合わせの安定は大事な

症例です。

IMG_7067.JPG 

最終調整を口の中で行い、

装着すると上の写真のようになります。

 

IMG_7072.JPG

外してみるとこんな感じです。

全部の歯列が接触するように平らになっています。

 

装着は夜間のみです。

使用しながら調整を行います。

前方整位型スプリント(リポジショニングスプリント)については以前書いていますので、またの機会に書こうと思います。

 

 

投稿日:2024年1月27日  カテゴリー:顎関節症