扁平苔癬(へんぺいたいせん)について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

扁平苔癬(へんぺいたいせん)について

こんにちは。 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は口腔外科の分野から扁平苔癬についてです。

口腔内の粘膜では時々目にする疾患です。

炎症性の疾患ですので、抗炎症薬の塗布が有効です。炎症が高いとヒリヒリする感じや、引きつる感じが出ます。

症例です

歯肉の境目がヒリヒリするとの事です。

赤と白の粘膜が認められます。

これは扁平苔癬と言われるものです。

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扁平苔癬は炎症性の粘膜疾患で、原因不明です。炎症が強い時期にはステロイド入りの軟膏、その他の時期は粘膜を保護する軟膏とうがい薬で経過観察を行います。

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左右の歯頚部に発生していました。

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炎症性の疾患なのでプラークなどの炎症の原因になるものはしっかり除去しておく必要があります。定期的な口腔ケアが必要です。

投稿日:2019年2月26日  カテゴリー:口腔外科