8020運動について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

8020運動について

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は8020運動についてです

8020運動とは80歳で20本の歯を残そうという運動の事です。

歯が20本あると、だいたいの食べ物が食べられるというのが根拠になっています。

平成28年歯科疾患実態調査の結果が発表されました。

8020運動は既に50%を超えましたので、目標は達成されたのかなと思います。今後はオーラルフレイルとの関連を意識した運動に変化していくようです。

開始した平成元年は7%だったのでかなりのペースで目標値をクリアしたと言えるでしょう。

近年、食育が取り上げられていますが、歯の数が少ないと摂取できる食事が偏り低栄養になる事が分かっています。低栄養は全体的な虚弱を招く事から健康寿命との関係が言われるようになってきました。

先日行われた「よい歯の集い」の講演でもありましたが、50歳代の方が行っておけば良かったと思っている事の第一位が「歯の定期検診」(出典は忘れましたが、、、)だったので、定期検診で歯の状態を維持する事が大切だと認識しているのだなと感じました。

定期的に歯石をとって歯ブラシをチェックする事で歯の状態を維持するのは大切です。治療で歯を削ってしまったらもう元には戻りません。日本は保険制度の事もあり予防意識が低く、予防よりも治療が先行する傾向にありますが、予防を行い治療は行ってもちょっと詰める程度くらいになるといいと思います。

予防意識を強く持つ必要があります。

 

 

投稿日:2017年7月20日  カテゴリー:予防歯科