反対咬合について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

反対咬合について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は矯正の分野から反対咬合についてです。

反対咬合の数字的なデータを見てみましょう。

発症率は3~4%と言われていて、

矯正治療を受けている患者さんでは20~30%とされています。

ロングフェースの顔貌は難症例に移行する可能性が高く、注意が必要です。

二次成長を開始する10歳までに前歯の被蓋を改善しないといけません。


症例です。

反対咬合です。

上顎前歯が下顎前歯より後ろに位置しています。

IMG_9253.JPG

側方歯群を見ると、上顎の乳犬歯が下顎の第一乳臼歯の位置にあります。

IMG_9255.JPG

骨格性の反対咬合です。

かなりの難症例です。

このままでは将来的には外科処置を行わないと治りません。

10歳までに床矯正で上顎の成長を促し、下顎の成長を抑制しないといけません。

床矯正について詳しく見る

投稿日:2011年10月3日  カテゴリー:矯正