根面う蝕について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

根面う蝕について

こんにちは。 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は保存修復の分野から根面齲蝕についてです

症例です。

歯と歯肉の境目の茶色くなった部分が虫歯です。

歯の表面はエナメル質が覆っていますが、歯肉が下がったり、くさび状に欠損すると歯根面が露出します。歯根はエナメル質が覆っていないために齲蝕にかかりやすく、虫歯になると一気に進行することがあるので、注意が必要です。また、この部分は汚れが溜まりやすい場所なので、ブラシがしっかり当たっていないと汚れが落ちません。

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エナメル質は歯のバリアとして機能していますが、それが無くなると虫歯や知覚過敏などの弊害を引き起こしてしまいます。

レーザーを併用するとで、知覚過敏の処置と、う蝕の除去の両方を行うことができます。

投稿日:2023年6月26日  カテゴリー:むし歯修復