金属修復における二次う蝕 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

金属修復における二次う蝕

こんにちは。 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は金属修復における2次虫歯についてです。

現在はセラミックスの技術的が向上し金属を使わないメタルフリー修復にシフトしています。保険診療ではコンポジットレジンでの修復が可能になっていますが、ケースによっては金属の修復が行われます。

金属修復では適合精度の問題とセメントの劣化が問題になります。

適合精度が低いとセメントラインが厚くなり、セメントは劣化しその間から虫歯が進行します。

セット時に使うセメントがセラミック修復とは異なるのです。

この4月から、保険でもハイブリッドセラミックスのインレーが導入になりました。強度が弱いので破折しやすい材質です。破折すると6ヶ月程度は作り直しができないものです。適応に関しては7番目の歯が4本全て残っているなど一定条件のもとで可能になります。

 

 

投稿日:2022年5月2日  カテゴリー:むし歯修復