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オーラルフレイルとは

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回はオーラルフレイルについてです

フレイルとは『虚弱』を表す言葉で高齢になってから筋力や活力が衰えた事を言います。

生活機能が低下した状態の事で、健康と病気の移行期にあり、75歳以上の多くがこの時期を経て要介護状態に突入します。

虚弱は栄養状態と関連していて、栄養の摂取は口腔内の状態と関連します。

歯周病やう蝕により歯を失うと噛める食品が減ってしまい、滑舌の低下、食べこぼしや軽度のむせなど口腔機能に変化が生じます。この時期をオーラルフレイル期と言います。

オーラルフレイル期には、噛む事が難しくなり、低栄養になります。この時期に全身的なリスクが上昇し生活能力の低下から全身的な虚弱(フレイル)になります。

噛めない事が全身的なリスクの上昇を招く入り口になっているので、口腔機能を維持し、バランスのとれた栄養摂取を行う事が大切という訳です。

 

投稿日:2017年4月17日  カテゴリー:予防歯科