歯肉のできもの | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

歯肉のできもの

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は歯内療法の分野から歯肉のできものについてです。

症例です

右下の歯肉が腫れて出来物ができたとの事で受診されました。

メタルクラウンの横が赤くなってプクッと腫れています。

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レントゲンを撮影してみます。

白い部分は金属が入っている部分です。

歯の周囲が黒くなり、骨がなくなっている様子がわかります。

根の分岐部も黒くなり根の尖端だけではなく根全体に骨吸収がおきています。

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このような場合、まずは根管治療を行いますが、排膿が止まらなかったり状況が改善しない場合は抜歯の適応になります。

しかし、土台を除去すると歯根破折を起こしていたり、穿孔している可能性もあり、レントゲンだけではなく実際見てみる事も必要です。

投稿日:2016年1月4日  カテゴリー:歯内療法