虫歯の分類(急性齲蝕と慢性齲蝕) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

虫歯の分類(急性齲蝕と慢性齲蝕)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回はむし歯修復学の分野から急性齲蝕と慢性齲蝕についてです。

(齲蝕:うしょく、虫歯のこと)

急性齲蝕では虫歯の進行が早く、しかも深く進み、

早期に神経まで達し神経の症状を出す事が多くあります。

また入り口は小さいのですが、中で大きく広がっている事が多くあります。

これに対し、慢性齲蝕はゆっくり進むため、痛みを伴う事が少なく、

あまり症状がないのに神経に到達していることがあります。

気が付いたら歯冠が大きく崩れて神経も死んでしまうことも多々あります。

入口は小さいのですが、削っていくと大きな穴になっていました。

519.jpgのサムネール画像 521.jpgのサムネール画像

症状が出る前に処置する必要があります。

神経が死んでしまうと歯根破折の危険がグッと高くなります。

病気は慢性疾患の方が怖いと言うのは虫歯にも当てはまるという訳です。

投稿日:2011年7月20日  カテゴリー:むし歯修復