叢生(そうせい:乱くい歯)について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

叢生(そうせい:乱くい歯)について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は矯正・小児歯科の分野から叢生(そうせい)についてです。

叢生とは歯列弓内に排列(はいれつ)できなく、

数歯にわたり頬側、唇側、舌側に転位している状態です。

きれいに並ばないで、デコボコに歯が並んでしまうという事です。

症例をみてみまよう。

上下の口腔内写真です。

上顎:きれいに並んでいます。

IMG_8766.JPG

下顎:前歯の部分がデコボコしています。

IMG_8764.JPG

このデコボコした状態を叢生(そうせい)と言います。

叢生はおよそ40%で発生するとされています。

汚れが貯まりやすく、虫歯や歯周病になりやすいので気を付けないといけません。

叢生を治すには犬歯が萌出する前に処置しないといけません。

年齢にして10歳までということになります。

その理由についてはいずれ詳しく書きたいと思います。

投稿日:2011年5月9日  カテゴリー:小児歯科, 矯正