外傷性顎関節炎(がいしょうせいがくかんせつえん) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

外傷性顎関節炎(がいしょうせいがくかんせつえん)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 

日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です

今回は顎関節症の分野から外傷性顎関節炎についてです。

転んだり、殴られたりして、顎の関節が炎症を起こし、痛みが出る病気です。

症例です。

膝を下顎にぶつけてしまい、その後ガムを咬んでいたら左顎が痛くなったとの事で受診されました。

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レントゲンでは骨折などの所見はありません。

関節が炎症を起こしているのみです。

外傷性顎関節炎の場合、消炎鎮痛剤を内服し安静にして治癒を待ちます。

外傷では予期せず急激に大きな力が加わるため組織が激しく損傷してしまい、

痛みはなくなっても違和感が残ることがあります。

投稿日:2011年3月7日  カテゴリー:顎関節症