ドライマウスについて | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

ドライマウスについて

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野からドライマウスについてです。

唾液の量が減ると、虫歯が多発したり、口内炎ができやすくなったり、

味を感じにくくなったりします。

唾液の役割はとても大切なのですが、

口腔内が乾燥すると様々な弊害を引き起こすというわけです。

ドライマウスの原因は、

①唾液腺の破壊(シェーグレン症候群、糖尿病、手術など)

②神経のみだれ(心身症、ストレス、脳血管障害など)

③神経の伝達の異常(内服薬の副作用、ストレスなど)

とされています。

自己免疫疾患の1つにシェーグレン症候群というものがありますが、

シェーグレン症候群は慢性の唾液腺炎を起こしますので、

唾液の量が減少します。

ドライマウスでは舌痛症(ぜっつうしょうを併発する割合も高いとされています。

ドライマウスには人工唾液や、唾液腺マッサージを行い対処します。

最近では、唾液分泌を促進する内服薬も登場しています。

投稿日:2010年9月9日  カテゴリー:口腔外科