上顎の親知らず。根の形態。 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

上顎の親知らず。根の形態。

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から上顎の親知らずの根の形態についてです。

レントゲンでは、わからないのですが、抜歯をしてみるとなかなか抜けない場合があります。

症例を見てみましょう。

症例1

親知らずの根は形態が複雑なことも多く、

写真のように根が4つあることも珍しくありません。

症例2

251.jpgのサムネール画像

根が90度に曲がっていた症例

無理に力をかけると根が折れてしまうことがあります。

症例3

IMG_7765.JPGのサムネール画像

根が5本あって癒合(ゆごう:くっついていること)しています。

通常は器具をかけてほんの一瞬で抜歯が完了しますが、

根の形態が複雑だと思わず時間がかかってしまう事があります。

親しらずの形は複雑な訳です。

投稿日:2010年7月19日  カテゴリー:口腔外科