小児の舌小帯、切るべきか? | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

小児の舌小帯、切るべきか?

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は小児歯科、口腔外科の分野から、舌小帯についてです。

「子供の舌小帯の異常を指摘された」という問い合わせメールが数件ありました。

結論から言うと、

3歳までは経過観察を行い、その後障害が出るようなら小帯を切除だと思います。

それ以前は全身麻酔を行って処置しないといけません。よほど重度の障害(哺乳障害など)がない限りは、3歳まで経過を観察し、3歳以降の処置で十分です。発音障害があっても十分回復可能だと思います。

症例は16歳男子の舌小帯切除です。

DSC_0014.JPGのサムネール画像  DSC_0158.JPGのサムネール画像

簡単な処置で切除が可能です。

心配な場合は1度受診し、診察を受けましょう。

投稿日:2010年6月1日  カテゴリー:口腔外科