顎関節症のスプリント管理 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

顎関節症のスプリント管理

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

キシリトール関するのブログのため、市販のキシリトールガムを買いまくり、

ガムを咬みすぎて顎が痛くなってしまいました。

皆様もガムの咬みすぎには注意です。

物事、度が過ぎるのはよくありませんね。

さて、今回は顎関節症の分野からスプリント療法に関してです。

顎関節症の治療でスプリント療法についての詳細は以前書きました。

前方整位型スプリントスタビリゼーション型スプリント

今日は、実際の運動療法ではなく、

どのように手入れをすれば良いかについて書こうと思います。

顎関節症において、スプリントを使うのは、ほとんどの場合寝ている間です。

寝ている間は口腔内細菌が繁殖します。

よって、起床時にスプリントを外してよく水洗します。

保管は専用のケースが良いと思います。

IMG_7254.JPG  IMG_7255.JPG

おむしび型のケースです。この中に保管します。

必ずケースに入れて保管してください!

実際の診療では、ティッシュにくるんでいてそのままゴミ箱に

捨ててしまったなんていう話がよくあります。

保険診療では、もうひとつ作製することは認められません。

大切に保管しましょう。

また、スプリント使用中は歯周病の進行にも注意が必要です。

夜間、スプリントを装着したままなので、口腔内細菌が繁殖しやすい状況にあります。

私は、スプリントの調整と同時に歯肉の状態もチェックするようにしています。

投稿日:2009年12月16日  カテゴリー:顎関節症