床矯正 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

床矯正

床矯正

床矯正とは?

床矯正(しょうきょうせい)とはマウスピースのような矯正装置を口の中に入れて歯を動かす矯正治療のことです。永久歯を抜歯することなく矯正治療を行います。

通常の矯正歯科を受診すると「もう少し待ちましょう」「歯のスペースを作るために抜歯をしないといけません」などある程度永久歯が生えてからの矯正になります。
一方、床矯正は治療に対して協力できる年齢から始める事ができます。4歳くらいと考えて良いと思います。犬歯の萌出が始まると治療が複雑化します。犬歯の萌出が始まってからでは治療時期としては遅いと言えます。
待てば待つほど治療が複雑になり長期化します。さらに、費用もかかると言う訳です。
※萌出(ほうしゅつ):歯が生えてくること

「床矯正の手引き」を貸し出しています。まずはご相談ください。

床矯正の手引き

床矯正の治療時期

犬歯が生えてくる前(9歳頃まで)に治療を開始する必要があります。犬歯の萌出が始まってしまうと、治療が長期化し複雑になります。
前歯の並ぶスペースを作るために顎を広げるか、前歯を前方に移動する必要があります。

従来の矯正治療との違い

従来の矯正治療は11歳頃まで様子をみて歯の並ぶスペースを作るために健全な小臼歯の抜歯を行い、歯を並べます。これは歯のアーチを小さくして様々な弊害を引き起こします。
床矯正は永久歯の抜歯を行わずに、床矯正装置によるメカニカルな顎の大きさの拡大とバイオセラピー((生物学的機能療法)咀嚼訓練、食事、悪習慣の除去)によって歯を並ぶスペースの獲得を目指します。

側方拡大装置

側方拡大装置です。
マウスピースのような形態で着脱が可能です。

スクリュー

側方拡大装置の中心を拡大すると、スクリューがついています。
このスクリューを回転して装置を側方に拡大します。

叢生(そうせい)とは

歯が重なった状態の事です。正常な歯並びは60%で40%に叢生があるとされています。早い時期に床矯正することで正常なかみ合わせに戻さなくてはいけません。

叢生

下顎前歯部の叢生。歯が重なりデコボコの歯並びです。

反対咬合

反対咬合の発症率は3~4%で、矯正治療を受けている患者さんでは20%~30%と言われています。

反対咬合は顎骨発育の問題であり顔貌の問題に発展します。犬歯の萌出前までに治療を終了しないといけません。第二次成長期の10歳までに被蓋を改善しないと治療は長期化していまします。
骨格性の反対咬合に移行した場合は骨切り術を併用した外科的矯正を行う必要が出てきてしまいます。

症例1

反対咬合症例1

下顎の前歯が上顎より前に位置しています。
下顎の後退が可能なので機能性の反対咬合です。

症例2

反対咬合症例2

上顎の乳犬歯が下顎の乳臼歯の位置にあり骨格性に移行する可能性が非常に高いケースです。第二次成長までに何か対策を講じないといけません。

顎の発育

6歳から10歳は子供の発育でとても重要な時期です。さらに10歳からは大人になるための大切な時期になります。男子で17歳、女子で14歳までがより良い大人になる時期と言えます。 発育が終了する前に健全な機能を持たせて顎の発育を図る必要があります。

メカニカルな治療とバイオロジカルな治療

床矯正はメカニカルな治療バイオロジカルな治療の組み合わせです。
2つの側面が進行し歯並び、顎の成長、悪習癖の除去を行います。

①バイオセラピー(生物学的機能療法)

咀嚼訓練、食事、悪習慣の除去

②メカニカルな矯正治療

矯正装置による治療

床矯正装置によるメカニカルな矯正だけに頼ってはいけません。バイオセラピーにより自己能力を高める必要があります。理想的な位置に顎が成長すればバランスのとれた顔になります。

食育(しょくいく)

食事が大切です。
咬まなくなった原因はなんでしょうか?食事を飲み物で流し込んでいないでしょうか?
良く噛むことで唾液の分泌が促進され、筋肉が働き、脳に刺激が行くようになります。そして、骨の成長を促進され、よい顔を作る手助けになります。食事の内容、食事にかける時間、食事時の姿勢など説明を行います。

食育

前歯を使って噛むことが大切です。前歯を使っていないとかみ合っていないと歯がギザギザします。これを発育葉といいます。
写真のように発育葉があると言うことは前歯を使っていません。前歯を使うような食事を工夫しないといけません。

成長期の子供にとって前歯を使う事はアゴの発育にとって非常に重要です。

ハンドブック

「食育」「ブラッシング」「バイオセラピー」についてもハンドブックをお渡ししています。

費用について

矯正治療は保険外の診療になります。
詳しくは料金表をご覧ください
矯正の相談時に治療費の目安をお渡しします。