扁平苔癬(へんぺいたいせん)について | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

扁平苔癬(へんぺいたいせん)について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から扁平苔癬(へんぺいたいせん)についてです。

扁平苔癬原因不明の炎症性疾患です。

腫瘍とは異なります。

炎症をコントロールする対症療法がメインになります。

C型肝炎の場合、高い確率で口腔内に出現すると言われています。

症例を見てみましょう。

舌の辺縁に白色と赤色の混在した部分があります。

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頬の粘膜にも舌と同じようなレース状の白斑が認められます。

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扁平苔癬(へんぺいたいせん)は炎症性病変のため、

自覚症状としては痛みやひきつれ感があります。

上の写真は扁平苔癬(へんぺいたいせん)の典型例です。

症状は良くなったり悪くなったりするのが特徴です。

炎症をコントロールする必要がありますので、

気になる状態であったら受診して診察を受けましょう。

投稿日:2021年1月7日  カテゴリー:口腔外科