反対咬合について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、矯正の分野から反対咬合についてです。
症例を見てみましょう。
7歳の男の子です。
上顎の歯が後方に位置しているのがわかります。
構成咬合と言って下顎を後退させて噛む事が出来るので
機能性の反対咬合です。
床矯正装置で前方へ歯を移動し、チューブトレーニングを併用する事で
上顎骨の成長を促進し正常な顔貌へと誘導します。
このようなケースで矯正を行わず放置すると、
骨格性の反対咬合へ移行し、外科的矯正が必要になる可能性も出てきます。
小さいうちに対策をとるべきです。
チューブトレーニングと床矯正
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正の分野からチューブトレーニングについてです。
床矯正では、矯正装置によるメカニカルな歯の移動と
チューブトレーニングなどの噛む力による成長促進が合わさって歯を並べて行きます。
前歯で物を噛む事の重要性は食育の分野とも関連します。
チューブを使って歯軸を整えたり、顎の成長を促進します。
反対咬合や、下顎の後退を伴ったケースには有効な場合が多くあります。
矯正装置による効果だけではなく、バイオロジカルなトレーニングも必要な訳です。
床矯正とバイオセラピー
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、矯正の分野から床矯正とバイオセラピーについてです。
床矯正はメカニカルに歯を動かす事とバイオセラピーにより成長を促進する側面
の両者が合わさって効果を発揮します。
床矯正装置を入れていればそれで治るという訳ではありません。
床矯正装置はメカニカルに歯を動かしていきますが、
成長を活性化するためのバイオセラピーが無ければ良い顔貌を創ることはできません。
前歯でよく噛む事が大変重要になります。
食材の形や調理方法を考えないといけません。
床矯正と咀嚼訓練
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正の分野から床矯正と咀嚼訓練についてです。
床矯正は、成長期の骨の成長を促進しながら、歯を並べて行きます。
床矯正装置による機械的な力と咀嚼訓練を始めとしたバイオロジカルな治療が
一緒になって効果を発揮します。
前歯を使って噛む事が重要です。
前歯を使っていないと前歯が咬耗しないために
切縁がギザギザして写真のようになっています。
前歯を使う食事の形態を考えないといけません。
床矯正について詳しくみる
反対咬合について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正の分野から反対咬合についてです。
反対咬合の数字的なデータを見てみましょう。
発症率は3~4%と言われていて、
矯正治療を受けている患者さんでは20~30%とされています。
ロングフェースの顔貌は難症例に移行する可能性が高く、注意が必要です。
二次成長を開始する10歳までに前歯の被蓋を改善しないといけません。
症例です。
反対咬合です。
上顎前歯が下顎前歯より後ろに位置しています。
側方歯群を見ると、上顎の乳犬歯が下顎の第一乳臼歯の位置にあります。
骨格性の反対咬合です。
かなりの難症例です。
このままでは将来的には外科処置を行わないと治りません。
10歳までに床矯正で上顎の成長を促し、下顎の成長を抑制しないといけません。
悪習癖の改善
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、矯正・小児歯科の分野から悪習癖の改善についてです。
ここで言う悪習癖(あくしゅうへき)とは、成長・発達に良くないことを指します。
リマインダーシールというものがあります。
成長に有害となる指しゃぶりや、頬づえなどの禁止を促すシールです。
見える所にシールを貼ってもらい、気づきやすくすることで悪習癖を改善します。
成長に有害な悪習癖は何とかして無くさないといけないという訳です。
床矯正では、矯正装置によるメカニカルな治療だけではなく、
生物学的な治療により成長を引き出します。
床矯正についてはこちらをご覧ください。
鼻呼吸と口呼吸
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正学の分野から鼻呼吸と口呼吸についてです。
鼻呼吸は鼻で空気を出し入れすることで正常な呼吸です。
一方、口呼吸は口で空気の出し入れをするので口が開いたままになります。
口呼吸は口腔内が乾燥しやすく、常に口を開いているので、
口輪筋の働きが弱く、顔貌に大きな影響を与えます。
床矯正の治療ではケースによって口輪筋をトレーニングします。
ポカンXというアイテムです。
テレビを見ている時などに1日30分以上使用します。
ポカンXを使用することで口輪筋を活性化し無理なく唇が閉鎖できるようにします。
口を閉じる時にオトガイ部に皺がよっていたら口輪筋が活性化していない証拠です。
チェックしてみてください。
鼻呼吸の獲得が顔貌、歯、口腔粘膜にとっては大切です。
床矯正についてはこちらをご覧ください。
歯と食育②
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は小児歯科・矯正の分野から歯と食育の2回目です。
前回は咬むことで起こるメリットについて書きました。
食事についてもう少し詳しく書きます。
①食事の環境:テレビは見ない。足がブラブラしていると猫背になります。
正座か足を乗せる台を使いましょう。
②飲み物はおかない:飲み物で流し込んでしまいます。咬む回数を減らす事につながります。
③時間は15分~20分かけて食べる事で満腹中枢が刺激されます。
写真は発育葉です。
下の歯の前歯がギザギザになっています。
これは前歯が咬み合っていないことを意味しています。
前歯で咬むことは成長期の子供にとっては大切です。
上アゴの成長に大きく関連するからです。
お子さんの前歯をチェックしてみてください。
咬む回数を増やす工夫(前歯で咬む工夫)
①食材を大きく切る
②歯ごたえを残す
③食材の組み合わせを工夫する
それぞれ詳しく書くと長くなるので別の機会にしたいと思います。
前歯で咬んで上アゴの成長を促進することは顔貌の形成に大きく関係します。
歯と食育①
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、矯正、小児歯科の分野から、歯と食育についてです。
2回に分けて書きたいと思います。
食育とは良く噛むようなメニューを工夫すること、
歯ごたえのあるものを食べることに集約されます。
良く噛むことによって4つの点が促進されます。
①唾液の分泌が促進される
②筋肉が働く
③脳の活性化
④骨の成長
①唾液の分泌が促進される
唾液の分泌は消化を促進し、歯や口腔粘膜の菌を洗い流し、虫歯の予防になります。
②筋肉が働く
筋肉を働かせることで良い顔を作ることができます。
口がポカンと開いていたり、目が垂れていたり、頬がだらんとしていたりしたら筋肉を使えてません。
お子様の顔の様子をチェックしてみてください。
③脳の活性化
記憶力、集中力を高めます。
また、肥満を防止にも効果があります。丸飲みはいけません。
④骨の成長
骨が成長することで歯並びをきれいにすることができます。
6歳までに顔面の骨は80%が成長します。頭部と中顔面が成長しています
残りは10歳から下顎を中心に成長します。
6歳~10歳までに骨の成長を誘導する必要があります。
上手く成長が誘導できないと叢生や目が垂れてしまったり、
頬がだらんとしていたり顔貌の不調和が出てきます。
成長期に咬合を誘導することが顔貌の形成につながります。
良く噛んで良い顔貌を獲得すべきだと思います。
生物学的機能療法(バイオセラピー)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、矯正・小児歯科の分野から生物学的機能療法についてです。
叢生の発生は40%とされていますから、60%の人は生活の中で上手く発育出来ているのです。
しかし、40%においては、顎の骨の成長、顔貌の発育、咬む機能などに問題があったので、
歯並びに問題が生じる訳です。
この問題点を訓練して正常な発育の力を引き出すのが生物学的機能療法です。
食育、かみしめ訓練、口輪筋のトレーニング、頬筋、
舌などの周囲筋肉のトレーニングなどがあります。
来月以降に各論に触れたいと思います。
アングルの分類
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正の分野からアングルの分類についてです。
アングルの分類とは、
第一大臼歯の前後の位置関係で顎の過成長と劣成長を判断する指標です。
3つに分類されます。
アングルⅠ級:正常
アングルⅡ級:下顎が後退し、上顎が前突している状態と後退している場合がある。
アングルⅢ級:下顎が上顎より前突している状態。
さらに口呼吸と鼻呼吸で細かく分けています。
アングルⅡ級で口呼吸がある場合をⅡ級1類としています。
鼻呼吸の場合はⅡ級2類となります。
アングルⅡ級は顎関節症をはじめとする顎機能異常を起こしやすく注意が必要です。
また、睡眠時無呼吸症候群では下顎が小さいⅡ級が圧倒的に多い印象です。
アングルの分類には問題点もあるのですが、簡単な分類法で臨床的には多用されています。
叢生(そうせい:乱くい歯)について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正・小児歯科の分野から叢生(そうせい)についてです。
叢生とは歯列弓内に排列(はいれつ)できなく、
数歯にわたり頬側、唇側、舌側に転位している状態です。
きれいに並ばないで、デコボコに歯が並んでしまうという事です。
症例をみてみまよう。
上下の口腔内写真です。
上顎:きれいに並んでいます。
下顎:前歯の部分がデコボコしています。
このデコボコした状態を叢生(そうせい)と言います。
叢生はおよそ40%で発生するとされています。
汚れが貯まりやすく、虫歯や歯周病になりやすいので気を付けないといけません。
叢生を治すには犬歯が萌出する前に処置しないといけません。
年齢にして10歳までということになります。
その理由についてはいずれ詳しく書きたいと思います。
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