医療の規制緩和とTPP
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は医療の規制緩和についてです。
TPPへ参加すると歯科の分野でも規制緩和が行われることが予想されます。
深い内容なので一言で難しいのですが、様々な所からの情報を元にザックリと書きます。
混合診療が本格的に解禁となるので選択肢が広がるのは良い事ですが、
医療技術が進歩しても保険導入が進まず、
自由診療でしか最先端の医療は受けられない状態が長く続くと思います。
また、株式会社が参入すれば利益追求型の診療に舵を切りますので、
利益の高い治療を優先し、利益の低い内容は、
そこそこにしましょうと言う事になるでしょう。
日本の人口ピラミッドを見ると2030年には40歳以上の人口が大多数を占めるようになり、
2055年には65歳が人口の3分1になると予測が出ています。
超高齢社会になり、益々医療費がかかる社会になるのは明らかです。
財源がないのはわかっているので、
TPPとは関係なく医療制度の改革が必要なこと確実と言えます。
いろいろな事が言われていますが、実際はどうなるのか規制緩和が進まないとわかりません。
歯科医療に関する一般生活者への意識調査
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科医療に関する一般生活者への意識調査についてです。
この調査結果によると、全体の55%が歯や口腔に異常を感じているが、
治療しているのは16%にとどまっているという数字がでていました。
歯科医院に受診するきっかけは「痛みや腫れ」が45.8%で最も多く、
「定期的に通う時期だから」20.6%という結果で
予防歯科が定着しているとは言えない数字が出ていました。
歯科医療に対する関心が低い訳ではなく、
「歯科疾患と全身の病気との関係」90.8%
「歯並びや噛み合せが悪いと、顎関節症、歯周病の原因につながる」89.7%
「定期的な歯科医院でのチェックが虫歯や歯周病の予防につながる」86%
といった高い割合で関心がある事もわかりました。
歯科医師会から欲しい情報には
「歯や口の中の主な疾患と予防法、歯の正しい磨き方」が最も多く45.4%でした。
歯科医療を提供する側からも予防歯科に関する情報発信や、
指導が不足していると言える結果だと思います。
今後の規制緩和によって医療が自由化されると、
国民皆保険制度の維持や治療に質の維持は難しくなるでしょうし、
利益追求型の構造に変化する事は当然予想されます。
今回は文章ばかりになってしまいました。
口臭症について(こうしゅうしょう)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口臭症(こうしゅうしょう)についてです。
東京都歯科医師会雑誌に口臭症の基礎知識という記事が載っていたので紹介します。
成人の約半数に口臭があるとする報告がありますが、ある女子大生を調査した結果、口臭が気になるものは2割未満と少ないが他人の口臭を気にする者は2倍に増えるとのことでした。この結果からは自分の口臭には気づいていないと言えます。
口臭物質は数々の生態反応を引き起こして歯周病の原因になることや
口臭による活性酸素と発癌にも関係があるとしています。
歯周炎予防が最良の口臭予防になると書いてあります。
口臭の原因は、いろいろと言われていますが、
定期的なクリーニングをかけて歯周病だけではなく、口臭も予防すべきと書かれていました。
写真は歯石が沈着した口腔内です。
歯周病予防を実践しないといけませんね。
うがい薬の種類(含嗽薬)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はうがい薬の種類についてです。
一般的に使われるものを見てみましょう。
①イソジンガーグル
殺菌作用が強い。
抜歯後の感染予防などに有効。
長期間の使用で歯が着色します。
インプラントとの相性が悪いです。
②アズノールうがい液
粘膜の保護作用があり、
口内炎や扁平苔癬(へんぺいたいせん)などで有効。
殺菌作用は弱い。
③ネオステリングリーン
ベンゼトニウム塩化物が主成分。
外科処置後の細菌感染に有効です。
イソジンより口当たりが爽やかだと思います。
④コロロSP
歯科におけるエックス線線量の比較
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科放射線の分野から歯科におけるエックス線量の比較についてです。
一般的な歯科診療所で撮影するレントゲンは2種類です。
パノラマレントゲンとデンタルレントゲンの2種類です。
パノラマ:全体の総覧撮影
全体的な疾患の把握に有効です。
局所の細かい病態の把握には向きません。
デンタル:局所を詳しく見るためのレントゲン
細かい部分の把握を行うために必要となります。
インプラントの状態を確認したレントゲン写真です。
さくま歯科ではデジタルレントゲンになりますので、
アナログのレントゲンよりも被爆は少なくなります。線量は1/2から1/3となります。
おおよその線量は以下のとおりです。
デジタルパノラマ撮影は1枚で0.02ミリシーベルト
デジタルのデンタルは1枚で0.01ミリシーベルト
アナログのデンタル撮影は1枚0.022ミリシーベルト
この値からすると
デジタルのパノラマレントゲンはアナログのデンタル写真と同じ被爆量です。
デジタルレントゲンではかなり被爆が軽減できると言えます。
胎児に対する放射線の影響
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
原発事故以降、放射線に対する意識が高くなっていますので、
放射線について書いてみたいと思います。
今回は歯科放射線学の分野から胎児に対する放射線の影響についてです。
レントゲン撮影が胎児に影響するかということです。
期間を区切って見てみましょう。
①妊娠4週以前:致死
②妊娠5~10週:奇形
③妊娠11週以後:精神発達遅滞
上記のような臓器障害や個体死は確定的影響と言われていて、
ある一定線量を越えないと発生しません。
これに対し確率的影響は少量の線量でも発生することがあります。
確率的影響とは癌や遺伝的な影響の事を指しています。
放射線を防護する目的で鉛の入ったエプロンを着用しますし、
妊婦に対しては原則的にレントゲン撮影を行いません。
また、放射線の照射野も腹部とは離れていますので、
臨床的には発生しにくいと考えられます。
歯科の保険制度①
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科の保険制度についてです。
1月27日の時事通信の記事で、全国保険医団体連合会が実施した「1万人市民アンケート」の内容が目に留まりました。
歯科の窓口負担を過半数が高いと感じ、
9割以上は保険適応の範囲拡大を望んでいるという記事です。
①窓口負担
窓口負担に関しては、保険制度で決められていますので、歯科医院はそのまま算定します。
国の定める所という訳です。
しかし、超高齢社会の日本は今後ますます医療費が増加します。
保険料だけでは賄えませんので、
このままでは将来的には増税か、窓口負担を高くして対応することなどが行われるかもしれません。
窓口負担に関しては、保険制度で決められていますので、歯科医院はそのまま算定します。
国の定める所という訳です。
しかし、超高齢社会の日本は今後ますます医療費が増加します。
保険料だけでは賄えませんので、
このままでは将来的には増税か、窓口負担を高くして対応することなどが行われるかもしれません。
制度の設計や税金の使い道はすべて政治次第ということでしょうか。
②保険適応範囲の拡大について
保険診療と保険外の診療では使えるマテリアルや技術には相当の差があります。
メタルフリー修復やインプラントなど利点が多い治療法ですので、
保険に導入されれば患者さんにとってはものすごいプラスです。
残念ながら、
費用をかけないと質の高さや安全性は得る事ができないというのが現状です。
失われた歯は生えて来ませんし、歯が少ない人ほど医療費がかかる事がわかっています。
失われた歯は生えて来ませんし、歯が少ない人ほど医療費がかかる事がわかっています。
歯科に関しての重要性を認識し、予防意識を強く持つと共に、
虫歯や歯周病については早期発見、治療を心がけるべきです。
今回は少々ドライな話になってしまいました。
虫歯や歯周病については早期発見、治療を心がけるべきです。
今回は少々ドライな話になってしまいました。
デジタルレントゲンの長所
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯科放射線の分野からデジタルレントゲンの長所についてです。
長所を列挙します。
①被爆線量の低減
従来のレントゲンの被爆量の1/3〜1/2。
②時間の短縮
レントゲンの現像を待つ必要がない。
レントゲンの現像を待つ必要がない。
③レントゲン現像が不要
フィルムが必要ない。現像液が不要。
フィルムが必要ない。現像液が不要。
医療の分野では被爆線量の制限はありませんが、
被爆線量が格段に減る事は人体にとって大きな利点です。
また、従来は使った現像液を廃液として処理していましたが、
現像処理がないデジタルレントゲンでは廃液で環境を汚染する心配もありません。
デジタルレントゲンは体にも環境にもやさしいと言える訳ですね。
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