さくまブログ

オールセラミックスの破折

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からオールセラミックスの破折についてです。


症例を見てみましょう。
上顎の前歯を治しましたが、破折を起こしました。
原因は歯ぎしりです。

794.jpg 793.jpg
オールセラミックスを除去して再製作を行い、
ナイトガードの装着を行っています。

歯ぎしりは臨床では多くの弊害を引き起こします。
かぶせ物と同様に、天然歯にも負担をかけていると言えます。

ナイトガードで対策を立てないといけません。


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オールセラミックス:ジルコニア

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からオールセラミックス:ジルコニアについてです。

ジルコニアと言うとダイヤモンドのイミテーションを連想する方も多いと思います。

オールセラミックス(ジルコニア)は白さや透明感だけではなく発色性もあります。
強度が高いため、近年ではブリッジにも対応する事ができます。
IMG_8878.JPGのサムネール画像

前歯を治す場合、
より透明感が要求されるケースでは二ケイ酸リチウムのセラミックを使うこともあります。

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前歯のブラックマージン 

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野から前歯のブラックマージンについてです。

症例です。
前歯を治すのであれば、オールセラミックスが適しています。

前歯の歯肉とかぶせ物の境目が黒くなっているのがわかります。
714.jpg
これは、金属の上にセラミックが焼き付けてあることで起こります。
歯肉が下がり金属の下地が見えてきてしまった訳です。

オールセラミックスであれば、すべてが白い素材から成り、このような心配がありません。
前歯部を治すのであればオールセラミックスを検討すべきだと思います。


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歯根破折とファイバーコア

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、かぶせ物の分野から歯根破折とファイバーコアについてです。
かぶせ物をする前に土台を入れる必要があります。

この土台の事をコアといいます。

最近では歯にしなり具合が近い材質が登場しています。
しなり具合が歯に近い土台をファイバーコアと言います。

写真は歯根破折の症例です。
IMG_9553.JPG
縦に割れている様子がわかります。

神経を取った歯に金属の土台を使っている歯はこのように破折する確率が高いと言う訳です。
日常臨床では多く目にするケースです。

しなりがあるファイバーコアの使用を考えても良いと思います。








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前歯を治すメタルボンドVSオールセラミックス

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野から前歯を治す際の種類について比べてみたいと思います。
メタルボンドオールセラミックスの比較をしてみたいと思います。

メタルボンド金属の骨格に陶材を盛り上げてつくります。

これに対し、オールセラミックス骨格の部分も陶材でできていますので、
金属を使わずに透明感のある歯を再現できます。

また、オールセラミックスは発色しますので、
メタルボンドよりも明るいと言えます。
口元が明るくなると思います。

症例です。
表から見たメタルボンドオールセラミックスです。
IMG_8575.JPG

メタルボンドは金属の骨格なので裏から見るとすぐにわかります。
IMG_8574.JPG
写真の左側オールセラミックス右側メタルボンドです。

メタルボンドは時間の経過ととも
歯肉との境目が黒くなります。(ブラックマージン)
603.jpg
ブラックマージンメタルボンドクラウンの際に発生します。


前歯を治す場合はオールセラミックスを選択すべきケースがほとんどだと思います。
せっかく治すのですから、オールセラミックスの選択を考えるべきですね。


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メタルボンドクラウン

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からメタルボンドクラウンについてです。

メタルの上にセラミックを焼き付けて作ります。

表側は白いのですが、裏を見ると金属の骨格が見えます。
IMG_8328.JPGIMG_7229.JPG 
左写真が表面、右写真が裏面です。

セラミックは透明感のある素材で、プラークが付きにくくよい素材です。

オールセラミックスと比較して、メタルとポーセレンが機械的に結合するので強度が高く、
破折を起こしにくいという利点もあります。




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メタルクラウン

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からメタルクラウンについてです。

口腔内に入れた金属は、腐食という現象を起こします。

症例を見てみましょう。

保険適応のパラジウムクラウンです。
金属の腐食により、歯肉が着色してメタルタトゥーになっています。
q.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
クラウンの周りの歯肉が黒くなっているのがわかります。

ゴールドの含有量が多いと腐食のリスクが低いと思います。
IMG_7356.JPGのサムネール画像
口腔内のゴールドクラウンです。

口腔内にメタルを使用する場合はゴールドの含有量が多いものを選択すべきです。





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オールせラミックスの種類 

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からオールセラミックスの種類についてです。

オールセラミックスは大きく2つに分けられます。
シリカベースセラミック金属酸化物系セラミックです。

下の写真はシリカベース系セラミックです。
IMG_8961.JPG
金属酸化系に比べ透明感があります。
1度にプレスすることで強度を出す事ができます。

もう1つは金属酸化物系セラミックです。
ジルコニアのコーピングの上に陶材を盛り上げて歯を作ります。
IMG_8878.JPG
写真で見ると全くわかりませんが、
シリカベース系セラミックの方が透明感と発色性が強いように思います。

オールセラミックスも症例に応じて選ぶ必要があると言う訳です。

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歯が挺出(ていしゅつ)する

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野から歯の挺出(ていしゅつ)についてです。

歯は咬もうとしてどんどん伸びてきます。
例えば、歯が無くなった所を放置すると、そのスペースを埋めようとして延びてきます。

症例です。

左上の側切歯です。
歯が延びて、歯根の部分が見えています。
590.jpg
歯周病になり、歯を支える骨が無くなった結果です。

1度無くなった骨を戻す事は難しいのが現状です。
歯周病予防が必要です。

歯周病についての詳細はこちらへ





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メタルコアと歯根破折

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からメタルコアと歯根破折についてです。

ファイバーコア歯の象牙質にしなり具合が近く、過度な力がかかった場合、
ファイバーコアが割れてくれます。
一方、金属の場合、象牙質よりもかたいので、歯を割ってしまう訳です。
IMG_9115.JPG
歯が真っ二つになった歯根破折の症例です。

口腔内にセットしたファイバーコアの症例です。
白いのでオールセラミックスとの相性は抜群です。
PICT0068.JPGのサムネール画像  PICT0071.JPG
ファイバーコアを使う事で歯根破折のリスクを下げる事ができます

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オールセラミックスクラウンの種類 

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物・審美歯科の分野からオールセラミッククラウンについてです。

オールセラミックスといっても、材質や、作成の方法がいろいろ違っています。

強度や、透明感などケースに応じて選ぶ必要があります。


オールセラミックスはメタルフリーである点、

非常に透明感があり天然歯に近い点で、

 審美修復ではスタンダードです。

 

ジルコニアと違い二ケイ酸リチウムという材質です。

歯の形に一塊のセラミックをプレスして作ります。

素材も均一になりよいと思います。

 IMG_8936.JPG

模型上にオールセラミックスクラウン

一塊のセラミックにステインを入れて自然に仕上げます。


ジルコニアのオールセラミックスは¥110,000ですが、

この二ケイ酸リチウムのセラミックスはファイバーコアを含みセットで¥60,000です


ケースによって適応できない場合もありますが、

 低価格でオールセラミックス、ファイバーコアが実現しました。

大きなメリットだと思います。

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ファイバーコアシステム

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は審美修復・かぶせ物の分野からファイバーコアについてです。

ファイバーコアの利点しなやかさがあって歯の破折を防いでくれる事にあります。
ブログでも歯根破折を数多くの紹介してきました。
実際の臨床でも神経のない歯にメタルコアを装着して破折を起こしているケースは本当に多いです。

模型上のファイバーコアです。
IMG_7649.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
金属色と違い、色が白く歯に近い事は言うまでもありません。

審美的かつ機能的なマテリアルです。
せっかく治すのであればファイバーコアも選択肢として考えるべきです。

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オールセラミックスクラウンについて

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。



今回はかぶせ物の分野からオールセラミックスクラウンについてです。

かぶせ物の種類には、メタルクラウン、メタルセラミックス、ハイブリッドセラミックスなどがありますが、オールセラミックスにも種類があります。

オールセラミックスでの治療において、
私は、二ケイ酸リチウムセラミック酸化ジルコニウムのセラミック
ケースに応じて使い分けています。

強度や透明感が異なるのでケースに応じて考える必要があります。

二ケイ酸リチウムセラミックは透明感が強く、より天然歯に近いセラミックです。
しかし強度については、酸化ジルコニウムが強く、審美性が必要な部分か?強度が必要とされる部分かによって選択する必要があります。

写真は酸化ジルコニウムのオールセラミックスクラウン
大臼歯部においては酸化ジルコニウムの使用が安心だと思います。
IMG_8878.JPG IMG_8877.JPG


オールセラミックスと言っても、成分により特徴があるのです。
それぞれ適応症があるため、状況に応じて選択しないといけません。









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セカンドオピニオンの症例

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はセカンドオピニオンにまつわる話です。

セカンドオピニオンとは、主治医以外の別の医師から診断と治療方針など意見を聞くことです。
ケースにもよりますが、最近では2件目、3件目と病院をまわる事も珍しくありません。
(3件目だとサードオピニオンです。)

症例です。
右上側切歯にメタルセラミックスのかぶせ物をセットしたそうです。
咬み合わせが強いので調整して欲しいと話をしても取り合ってもらえず、
1カ月が経過し、首の筋肉痛や頭痛まで起こるようになったとのことです。

仕方なく別の歯科医院を受診したそうです。
2件目の歯科医院では、かみ合わせの調整とスプリント療法が必要と言われ、
保険外診療(自費)だと言われたそうです。

3件目でさくま歯科を受診されました。
496.jpgのサムネール画像
咬合性外傷を起こしています。
強くあたっていますので咬合調整を行います。

他の部分を見ると歯の咬耗もあり、夜中の歯ぎしりが予想されます。
(寝ている時のブラキシズム)
495.jpg 494.jpg
写真は、かぶせ物の摩耗と犬歯の咬耗。
このケースではスプリントを使用してもいいかもしれません。

スプリント療法は保険内の診療が可能です。
前医では、保険外の診療だけではなく保険内の選択肢も示すべきだと思います。

歯科医院をもっと身近に感じて欲しいのですが、
このようなケースが存在すると医療不信がどんどん高まってしまうと思います。
残念なことです。






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保険のかぶせ物と自費のかぶせ物

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野から保険のかぶせ物と自費治療のかぶせ物についてです。

材質の違いについては以前から何回か触れていますので、
メタルフリー修復を御参照ください。

材質の他にも違いがありますので紹介します。

①印象材の違い。
保険治療では、寒天とアルギン酸を使いますが、
オールセラミックスでは、シリコン系の印象材えを使います。
シリコン系印象材は精密に型どりが行える材料です。
かぶせ物の精度が全く変わってきます。

②セメントの違い。
通常は、粉と液を混ぜたシンプルなセメントを使用しますが、オールセラミックスでは、かぶせ物と歯の両方に表面処理を行い、接着させます。手順が多いのですが歯とかぶせ物を接着させるのでかぶせ物の隙間からの漏洩を防ぎます。


③顕微鏡の使用
作成段階で、顕微鏡を使用し模型との適合状態をチェックしています。

材質が違うのはもちろんですが、
型どりの材質やセメントの接着術式にも違いがあるという訳です。
自費のかぶせ物は作成からセットするまで何倍も手間がかかっているのです。

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2011年 3月のさくまブログ総括

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


2011年3月のさくまブログ総括です。

今月は久しぶりに顎関節症についてたくさん書きました。

顎関節症については誤解されていることも多いと思います。
特に矯正や咬み合わせとの関係については間違った解釈もあると思います。

気になる症状は受診してみるべきです。

明日、4月1日より一部保険点数が改正されます。
歯科用金属の高騰のため、金属を使った処置の負担が増加します。

ご理解とご協力をお願い致します。

3月11日に発生した地震の影響で、水漏れが発生しご迷惑をおかけいたしました。
天井の修理は来月中になりそうです。
被災した皆様に心からお見舞い申し上げるとともに1日も早い復興を祈ります。


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歯科用セメントについて

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物、虫歯修復の分野から歯科用セメントについてです。

保険治療で使う一般的なセメントセラミック修復で使うセメント2つを見てみましょう。

①一般的に使用するセメント(従来のセメント)
IMG_8622.JPG
粉と液を混ぜると固まります。
歯を乾燥してそのままセットします。シンプルです。

②セラミック修復で使うセメント(メタルフリー修復)
IMG_8625.JPG
液のボトルだけで4本あります。
それぞれ歯面と詰め物の表面に塗って処理します。
セメント本体は2種類のペーストを混ぜて、光照射して固めます。

従来のセメントと違い、使う液やペーストの種類が多いのがわかります。
セラミックで治す(メタルフリー修復)のは、手間が何倍もかかる訳です。

従来のセメントは詰め物と歯は接着せず隙間を埋めているだけでですが、
セラミック修復では、セラミックと歯を接着させるために手間をかけているのです。

セラミックと歯が接着することは、リークを防ぎ、神経を守ること、2次虫歯の抑制など
手間をかけた分だけ利点があるのです。

せっかく治すのであれば、メタルフリー修復を検討すべきだと思います。


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メタルコアの除去(金属の土台)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からメタルコアの除去についてです。

神経が無くなった歯は土台を入れてかぶせ物をします。

この土台に当たるのがコアと呼ばれるものです。
かぶせ物の下が虫歯になったり、根の先に炎症がある場合、
コアを除去しなければなりません

金属は歯質に比べて硬いので、除去の時に歯が割れてしまう可能性があります。
基本的には削り取る形になりますが、土台のポスト部分が深く入っている場合は
除去がかなり困難になります。

金属は硬いために、歯根破折の原因になります。
IMG_7693.JPG
写真は歯が折れて取れた歯です。


最近では、ファイバーコアというものを選択することができます。
下の写真がファイバーコアです。
IMG_7649.JPGのサムネール画像のサムネール画像
ファイバーコアは歯の硬さに近いので、歯が割れてしまうリスクを減らすことができます。
また、金属ではないので、削りかすが口腔内に飛び散ることもなく、メタルタトゥーになることもありません

歯を守るという観点からもファイバーコアを選択すべきです。



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セラミック修復

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回はかぶせ物の分野からセラミック修復についてです。
保険適応の硬質レジン前装冠オールセラミックスを比べてみましょう。

硬質レジン前装冠は金属の上にレジンを積み上げて冠を作ります。
裏側には金属が見えてしまいます。
一方、オールセラミックスはすべてがセラミックで作られていますので、
白色です。

裏から見るとこんな感じです。
IMG_8574.JPGのサムネール画像

2つを外してみます。内面はこんな感じです。
IMG_8577.JPGのサムネール画像
硬質レジン前装冠では、金属が歯肉を透過して黒っぽく見える事があります。
これをブラックマージンと言います。

また、レジンとセラミックだと透明感にも違いがあります。
レジンは吸水する性質があり、時間の経過とともに着色が起こります。
セラミックは透明感があり、光を通します。

せっかく治すので、前歯を治す時はオールセラミックスの選択を考えるべきです。



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ブラックマージン

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、かぶせ物の分野からブラックマージンについてです。

症例を見てみましょう。

右上の犬歯、
硬質レジン前装冠のケースです。
446.jpg
歯肉との境目に黒い線が走っているのがわかります。

オールセラミックスのケースです。
IMG_8498.JPG
金属を使わないので、歯肉との境目が黒くなることはありません。
IMG_8505.JPG
前歯を治す時はオールセラミックスが第一選択だと思います。

2つを並べてみましょう。
IMG_8574.JPG 
正面からみてみます。
IMG_8576.JPG
左が硬質レジン前装冠で右がオールセラミックスのクラウンです。

裏返してみるとこんな感じです。
IMG_8577.JPG
金属の裏打ちがあるので金属色が出ているのがわかります。

前歯は見た目が重要です。金属の使用は避けるべきです。
上の写真からもわかるとおり、
前歯を治す時はオールセラミックスを選択するべきです。







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オールセラミックスクラウンの破折

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物(クラウン)の分野からオールセラミックスクラウンの破折についてです。

症例

他院でセットしたクラウンがはずれたとの事で受診されました。
IMG_8462.JPG
写真の右下の部分が欠けています

下顎の一番奥の歯(第二大臼歯)の遠心部は一番破折しやすい場所でかみ合わせの調整には気を使う部分です。

セラミックは硬いので、欠けやすいという欠点があります。

この場合は普通のセメントを使っていたのでクラウンが脱離してしまったと思われます。
オールセラミックスクラウンはセットする際のセメントもレジン系セメントをセレクトしないと強度が出ません。

セラミック修復と金属で治す従来の方法では考え方が違うと言う訳です。






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マイクロクラック

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、マイクロクラックについてです。

症例です。

写真の真ん中左上の犬歯(糸切り歯)です。
良く見ると縦に線が入っているのがわかります。
これがマイクロクラックです。
393.jpg
エナメル質の表面にこのような亀裂が生じると、そこから虫歯になるという説もあります。
このような亀裂がなければ、エナメル質の方面はツルツルしているので、
そんなに簡単には虫歯になりません。

しかし、写真のように亀裂があるとそこから虫歯になるという訳です。

咬む力(咬合力)が強いとマイクロクラック(亀裂)が生じるだけではなく、
様々な弊害を引き起こします。

次回は咬む力(咬合力)による弊害の中から、くさび状欠損について書きます。





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う蝕検知液

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は虫歯修復の分野からう蝕検知液についてです。

ウ蝕検知液とは、虫歯の部分を染めてくれる液体の事です。

虫歯が染まりますので、染まった部分を削れば、
健全な歯質は削らないで、虫歯のみ削ることができます。
IMG_8206.JPG

虫歯の取り残しがないように、歯を染めては削り、
虫歯の部分を取りの残さないようにできる便利なツールです。


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オールセラミックスの問題点

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、メタルフリー修復から、オールセラミックの問題点です。

オールセラミックは、金属を使わないでかぶせ物を作製することが可能ですが、
表面の小さな亀裂から、破折を起こすことがあります。
材質が改善されて硬さが増した分、欠けやすいとも言える訳です。

多くのセラミッククラウンはセラミックのコーピングに陶材を盛りたして作りますので、
盛りたした部分のセラミックが上手く接着しないという欠点があります。

最近では、この問題点を解決すべく、
セラミックセラミックを接着させるボンドが臨床の場に登場しています。

材料の性質はすごい速さで進化しているという訳です。



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どのかぶせ物を選ぶべきか?

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、かぶせ物の種類についてです。

先日、
「保険のかぶせ物より、保険外の物を入た方が長い目で見たら安いのではないか」
という質問を頂きました。

この方の場合、
保険のかぶせ物をしては虫歯になり外して入れ直すというのを繰り返しているので、
自費のものを考えたいと言う事でした。

確かに、保険外の物は適合精度や安全性、審美性などの面では格段に上を行きます。

そこで、計算してみました。

例えば10万円のかぶせ物をセットしたと仮定しましょう。
5年間、何のトラブルもなく使えたとしたら、
1年で2万円、1日で54.8円 1回の食事では18.2円ということになります。

もちろん、かぶせる歯の状況や、歯ブラシの状況、歯周病になりやすいかどうか、
歯ぎしりをするかどうか、定期検診に応じてもらえるかなどいろいろと条件がありますので、
すべてに上のような計算が当てはまるとは限りません。

毎日、毎回の食事で使う大切なものですので、よく考えて選びたいですね。




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パラジウムクラウンの脱離

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかぶせ物の分野からパラジウムクラウンの脱離についてです。

パラジウムクラウンでは、接着性セメントを用いる場合と違ってセメントが経年的に劣化します。

ちなみに接着性セメントセラミック修復に用います。
それ以外は普通のセメントを使います。


症例です。

かぶせ物がはずれたとの事で受診されました。
340.jpg   339.jpg
パラジウムのクラウンが入っていました。
セメントが劣化し、漏洩していたために虫歯になっています。

普通のセメントは歯と修復物の隙間を埋めているだけなので劣化すると欠けてきます。
一方、接着性セメントでは歯と修復物をくっつけてくれますので、
隙間から漏洩することがありません。

セラミック修復とパラジウムなどの金属修復では概念が違う訳です。



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ブリッジの運命

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、「ブリッジがどのようになっていくか」について考えます。

歯を失った場合、治療の選択肢は3つです。
①ブリッジ
②インプラント
③入れ歯(義歯)
です。

インプラントブリッジ生存率を比較したある報告によると、
ブリッジは850%、インプラントは10年で95%の生存率との報告があります。

8年後には半分がダメになっているということです。

ブリッジを選択すると両隣の歯が負担過重になり、やがて歯根破折を招きます。
歯根破折を起こすと抜歯になり、今度は入れ歯になってしまいます。
入れ歯になるとバネをかけた歯がだめになり、どんどん歯を失うという負の連鎖を引き起こします。

ブリッジは無くなった歯が負担する力を両隣の歯が負担するので、
支えになっている歯は疲労してしまいます。
本来なら10人で運ぶ荷物を5人とか6人で運んでいるようなものです。


インプラントを選択すれば、負の連鎖を断ち切る事ができます。
両隣の歯が負担過重になることもなく、削る必要もないというわけです。

インプラントは無くなった歯を取り戻すようなもの。
治療の選択肢として考えないといけません。

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かぶせ物の寿命

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、かぶせ物の寿命について考えます。

私達が良く受ける質問の1つに「治したら一生大丈夫か?」というものがあります。

普通であれば長期間使えると思いますが、
いろいろ条件があると思います。

例えば、
定期検診に応じてもらえるか?
歯磨きは問題ないか?
歯ぎしりをするのか?
硬いものを良く食べるのか?
など多くの条件をクリアしてメンテナンスしないといけません。

歯というものは、天然の歯、かぶせ物をした歯を問わず、
使っていれば必ずすり減ります。
問題が生じたら対応しないといけません。

「治したら一生大丈夫か?」
この質問を車に例えて考えてみましょう。
自動車のタイヤは買ってから何十年も同じタイヤという訳にはいかないと思います。
すり減ってくれば新しいタイヤと交換しないといけません。
歯も基本的には同じだと思います。

歯を悪くしない予防意識と、治したら維持するために定期検診を受け、
状態をキープしないといけない訳です。




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かみ合わせの調整(咬合調整)について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はかみ合わせの調整について書きます。

咬み合わせの調整をすることを咬合調整(こうごうちょうせい)と言います。

咬合調整が必要な場面が出てきます。

大まかには以下の3つだと思います。

①歯周病が高度に進行し、歯がグラグラしている場合。
②歯周病の急性発作で、歯肉が腫れた場合。
③知覚過敏がある場合。

特に③は意外に思う方も多いと思います。
知覚過敏には、知覚過敏用の歯磨き粉なども販売されていますが、
咬合調整(こうごうちょうせい)ナイトガードだと思います。

歯に噛む力がかかりすぎると、歯と歯肉の境目に力が集中し、知覚過敏を起こします。
咬合調整を行い、歯にかかる負担を軽減することで知覚過敏が徐々に無くなるという訳です。





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ブリッジの適応症について

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はブリッジの適応について考えます。

現在、歯が何らかの理由で無くなった場合の治し方は3つです。
①インプラント
②ブリッジ
③義歯

現在、歯が無くなった場合はインプラントが第一選択となりますが、ブリッジで治すことも選択肢になります。どのような場合が可能か考えてみましょう。

基本的にはなくなった歯の両脇の歯が残っている場合に適応となります。
歯周病が高度な場合は難しい場合もあります。歯周病は歯を失う原因となるだけではなく、治療法の選択の幅を狭めてしまいます。歯周病予防が大切です。

ブリッジは1本か2本の欠損が適応になると考えていいと思います。これより多い欠損では適応が難しいでしょう。

無くなった歯を隣の歯で負担する事になりますので負担過重になるような設計はできません。保険制度の中では上顎と下顎のどの部位の歯が無くなっているかで適応となるケースが細かく決められています。ブリッジが可能なケースかどうか検討しないといけません。

ブリッジに使用できるマテリアルにも触れておきましょう。
現在はオールセラミックスでもブリッジが可能です。しかし、たくさんの歯が欠損している場合は難しく、この場合はインプラントで欠損を補うか、タルセラミックス保険適応のパラジウムブリッジということになります。






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金属の腐食(メタルフリー修復を考慮する)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は金属の腐食についてです。

金属の腐食とは、金属がイオン化して、表面から崩れていく現象です。

口の中は過酷な環境です。
虫歯菌歯周病菌PHの変化唾液咬合力など口の中に入れたかぶせ物や詰め物は、いろいろな力によって浸食されます。

実際に口の中にいれた金属がどのようになるか見てみましょう。

症例です。

パラジウムのクラウン(保険のかぶせもの)です。
184.jpg
表面がザラザラになっています。

アマルガム充填です。
2c.jpgのサムネール画像のサムネール画像
境目から虫歯が進行し、歯質の下が黒くなっています。
金属表面もザラザラです。

真っ黒になったかぶせ物の写真です。
aaa.jpg  ddd.jpg

bbb.jpg   ccc.jpg

200.jpg
見えないから白くなくてもいいではなくて安全性も考慮すべきです。

メタルフリー修復(金属を使わないで治す)安全性、審美性を兼ね備えておりベストです。
せっかく治すのならメタルフリー修復も考えるべきです。

金属を使うなら、金、白金、チタンは安全性が高いとされています。
口の中に入るものですから、よく考えて材質を選択しないといけません。






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オールセラミックスクラウン(メタルフリー修復)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はメタルフリー修復の分野からオールセラミックスのクラウンについてです。

前回のファイバーコアとの組み合わせは一番審美的です。
近年、メタルフリー修復(金属を使わないで治す)が治療に取り入れられています。

オールセラミックスクラウン
IMG_7540.JPG IMG_7541.JPG
すべて陶材なので表も裏も白色です。
非常にきれいですね。
IMG_7538.JPG
すべてセラミックですので、光の透過性が良く質感が天然歯に近い材質です。
メタルフリーですので、金属アレルギーの心配もありません

一方、メタルセラミックス金属に陶材を盛り付けます。
表から見ると透明感のあるかぶせ物です。
IMG_7559.JPG  IMG_7558.JPG
オールセラミックスと違い内面からみると金属です。
プレシャスメタルを使用していますが、時間が経つと金属の色が見えてしまう事があります。

オールセラミックは、安全性と審美性を兼ね備えれいる訳です。









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ファイバーコア(メタルフリー修復)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はメタルフリー修復に関連して、ファイバーコアについてです。

メタルコア(金属の土台)ファイバーコア(ファイバーの土台)を比較してみましょう。

ファイバーコアの長所です。
①金属アレルギーの心配がなく安全性が高い。
②歯の破折を防ぐ。
③白色のため透過性が歯に近い。

短所です
①保険適応がなく高価。


ファイバーコアです
IMG_7649.JPG
色調が白くきれいです。
オールセラミックスクラウンと組みあ合わせると光の透過性が天然歯に近いのが特徴です。
歯の象牙質と同じくらいのしなり具合なので、歯の破折を防ぎます。

メタルコア(金属の土台)の写真です。
IMG_7218.JPG IMG_7216.JPG
金属の土台は硬いため歯の破折を起こします
また、腐食し、金属が口腔内に溶け出すという問題点があります。

安全性を考慮するならファイバーコアを選択すべきです。




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CAD/CAM(かどきゃむ)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科  佐久間琢です。


今回は、オールセラミック修復からCAD/CAM(かどきゃむ)についてです。

多くのケースで口の中の型どりをして、その形に金属を鋳造(ちゅうぞう)する事で、口腔内にセットするという方法が行われています。

CAD/CAMは型どりした模型から形を読み込んで、機械がポーセレンのブロックを削り出すことで歯を作ります。鋳造(ちゅうぞう)とは全く違った方法です。

近年、このCAD/CAMの技術が進歩し、オールセラミック修復を可能にしています。

セレック3Dといって院内に置くタイプのCAD/CAM装置を紹介します。

まず歯を削って形を整えます。
下の機械で口腔内から直接歯の形態を読み取ります。
従来の型どりは行いません。
IMG_0913.JPG
パソコン上でインレーを作製している画面です。

下のようなセラミックのブロックを削ります。
IMG_0917.JPG
いろいろな色が用意されています。

セラミックのブロックを削り出しのマシーンにセットします。
IMG_0915.JPG  IMG_0914.JPG
左右にバーが付いていてブロックを削ってインレー(つめもの)やクラウン(かぶせもの)を作ります。

技術の進歩はすごいですね。




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アルジネート印象材

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

こんな質問をうけました。

型を取る時のピンク色のは飲み込んでも大丈夫でしょうか?

そこで、今回はアルジネート印象材について書きます。
アルジネート印象材はアルギン酸塩と硫酸カルシウムで出来ていて、ガムのベースやアイスクリームなどに使われています。もちろん、飲み込んでも大丈夫です。

型をとる事を印象採得(いんしょうさいとく)と言います。

寒天アルジネート印象材を使って型を取ることを連合印象といいます。
型取りの大部分が寒天アルジネートの連合印象です。

IMG_7614.JPG
紫の部分が寒天、ピンクの部分がアルジネート印象材です。
このようにして口の中の状況を模型に再現します。

次回は、別の型どりの方法、シリコン印象について書きます。


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ブリッジと義歯

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


歯をなくした場合の治療法の比較の3回目です。

今回はブリッジと義歯の違いについて考えてみます。

この2つの方法インプラント治療が確立する前からの治療法です。
従来どうりの治療法と言えます。

ブリッジはセメントで接着しますので義歯のように取り外しができません。
清掃性が義歯に比べ悪くなりますが、咬んだ時の感覚は義歯に比べ自然です。
無くなった歯が多数の場合、ブリッジは適応できません。

ブリッジは見た目にも義歯についているバネや義歯床がないので自然です。

ブリッジ義歯も保険適応があります。
しかし、義歯については自費保険のものではかなりの差があると思います。

IMG_6786.JPGのサムネール画像のサムネール画像
金属床・コーヌスの義歯

3回に分けて歯を失った場合の治療法、インプラント、ブリッジ、義歯について書いてきましたが、それぞれに長所・短所があります。よく検討しないとけません。また、歯をなくさないように予防意識を強く持つことも大切だと思います。



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インプラントとブリッジ

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


治療法の比較についての2回目です。
インプラントとブリッジについて考えます。

前回の書きましたが、歯をなくした場合、第一選択はインプラントです。
インプラントは無くなった歯を取り戻すようなものです。

インプラントとブリッジ、2つの治療法の比較です。
インプラントでは健全な歯を削る必要はありませんが、ブリッジでは無くなった前後の歯を削る必要が出てきます。しかし、ブリッジでは外科処置はいりませんし、治療期間もインプラントに比べ短くて済みます。

ブリッジは失った歯の負担を他の歯が負担するわけで、他の歯の寿命を短くする結果となります。たとえて言うなら、10人で運んでいた荷物を5人で運ぶような感じです。1人で運ぶ量が増えるので疲れてしまいます。そのように考えるとインプラントで治す事は無くなった歯を取り戻すだけではなく、前後の歯を守る意味合いもあると思います。

歯周病の進行と歯根破折のため抜歯となったブリッジ
IMG_7177.JPG  
歯根が割れ、歯石がびっしりついています。

しかし、インプラントが万能という訳ではありません。骨がなかったり、全身疾患などインプラントが行えない要因もあります。よく相談して決めないといけません。

インプラントについてはホームページ本編で詳しく書いていますので参考にしてみてください。

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技工物はどこで作られるか

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


最近、技工物が海外で作られているという報道や、ある入れ歯安定剤に亜鉛が使用され自主回収しているといった報道があります。

今回はこのような報道から技工物について考えてみます。

初めに触れておきますが、
さくま歯科の技工物はすべて国家資格をもった歯科技工士が日本で作っています。

さて、本題です。
①海外で技工物を作るようになった背景
最近では、詰め物やかぶせ物の材料費(金属)が高騰し、アシスタントの人件費や技工費を合わせるとほとんど利益がないという現状があります。そこで、技工費用の安い所で作るということになるようです。

②資格の問題
日本では国家資格を持った歯科技工士が、作るわけですが、海外では日本の資格は関係ないので、無資格者が作っている点が問題です。

③材質の問題
日本で使用する金属は、認可をうけないといけませんから、含有される金属の割合や種類が決まっていますが、海外で使っているものは必ずしも基準を満たしているものばかりではありません。


ただ、言える事は、口の中に入るものがどのような材料・材質(マテリアル)であるのかを知っておく必要があるということです。
普段診療していると、白いか白くないかということだけで決めている方が多いと感じます。
見た目だけではなく安全性も考慮しないといけません。現在では、自費治療の金属、ハイブリッドセラミック、セラミック、コンポジットレジンなどいろいろな材料があります。安全性の高い材質を選ぶべきです。






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仮の歯(TEK,プロビジョナルレストレーション)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は仮の歯(TEK,プロビジョナルレストレーション)についてです。

仮の歯を入れるにはいくつか理由があります。
①歯肉を整えるため
②かみ合わせを整えるため
③前歯などで歯の形態を決めるため
④歯を機能させて問題ないかを判断するため
などです。

症例です。
奥歯に入れる仮の歯です。
IMG_7322.JPG IMG_7321.JPG
即時重合レジンで作ります。


すぐに、最終的なかぶせ物にしないで仮の歯を入れる事が必要な場合もあることを理解しないといけません。


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メタルフリー修復(セラミック修復)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


虫歯治療かぶせ物の分野からメタルフリー修復についてです。

メタルフリー修復とは、金属を使うことなしに虫歯を治すことです。

現在では、アレルギー、歯肉着色の観点から金属を使わないで治すことが良いとされています。
q.jpgのサムネール画像
金属の使用すると、唾液に金属が溶け出して金属の腐食という問題も出てきます。
さらに、写真に示すような歯肉着色を引き起こす事があります。

ハイブリッドセラミックのインレー
IMG_7232.JPG  IMG_7234.JPG
メタルを使わないので、安全性が高いです。
さらに、色が歯に近く審美的です。


ファイバーコア(歯の土台)の症例です。
PICT0068.JPGのサムネール画像
メタルフリーの治療では、金属の土台は使用せずファイバーコアを使用します。
ファイバーコアの上にオールセラミックスのかぶせ物をします。

金属を使わないで治すことは、見た目が白いというだけではなく、
安全性が高いと言える訳です。





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シェードテイク (歯の色を選ぶ)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はシェードテイキング(歯の色を選ぶこと)についてです。

一番広く用いられているのはVITA のシェードガイドだと思います。
当院でもVITA のシェードガイドを使ってホワイトニングセラミックのかぶせ物のシェードテイキング(歯の色を選ぶこと)を行っています。


IMG_7211.JPG IMG_7213.JPG
VITAのシェードガイドです。よく見ると歯の下にB1,A1,B2・・・・と番号が付いているのがわかります。


審美歯科では主に上顎の6前歯(左上の糸切り歯から右上の糸切り歯まで)
を治す症例が圧倒的に多いと思います。
我々治療する側にとっては、6本が治療できるということは、
歯の形態や色をまとめやすいと言えます。

また、前歯1本とか2本だけ治療する場合、歯の形態や色の使い方には制約がでますが、
前後の歯の形態や色と合わせて作製を行います。

出来上がったかぶせ物仮づけを行い、色や形を普段の生活の中で見てもらいます。

シェードテイキング(歯の色を選ぶこと)は、白すぎても人工的になりすぎるしてしまうので
周囲との調和を考えないといけませんね。




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歯科技工士(しかぎこうし)の役割

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、歯科技工士(しかぎこうし)の役割についてです。

歯科医院を受診すると、型を取ることがありますね。
この場合、多くは技工所に発注して技工物を作ってもらいます。


症例を見てみましょう

型を取ったものを模型にします。
技工士さんはこの模型状で技工物を作るわけです。

写真はハイブリットセラミックインレーメタルセラミッククラウンです。
自費の技工物顕微鏡を使って辺縁を調整します。
IMG_7092b.JPGのサムネール画像


もう1つ見てみましょう。
総義歯(総入れ歯)の例です。
IMG_6840.JPG  IMG_6847.JPG
かみ合わせを採って、咬合器(こうごうき)に付着します。
咬合器に付けることで口の中の状態を作業しやすいように再現します。
歯が並んだ状態が左の写真です。
義歯を外すと右のようになります。上の歯と顎堤(歯肉の土手)の状態がよくわかります。
模型を見ながら、歯科医師と歯科技工士で相談しながら作り上げていくわけです。


予約が約1週間先になるのは、技工作業を行うので、
発注から納品まで時間がかかるわけですね。





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セカンドオピニオンについて

こんにちは。 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今回はセカンドオピニオンについてです。

セカンドオピニオンとは、別の医師の診察を受けて、
診断が正しいのか?
他の治療法がないか?
など、別の医師の見解を求めることです。

もし、処置の方針に疑問があったら、
別の医師に意見を聞くことができるのは、患者さんにとって、プラスだと思います。
どこの医院で治療するかを決めるのに大きな参考になりますね。



一つ症例を見てみましょう。

セカンドオピニオンを求めての受診です。
通っている歯科医院で、
「左上の奥歯が残せないの抜歯してインプラントですね」
と説明を受けたそうです。

患者さんが知りたいのは、
①本当に抜歯なのか?
②インプラント以外の治療法はないのか?
  また、その長所、短所は?
ということだと思います。

では、口の中を見てみましょう。
36.jpg
左上の第一大臼歯が虫歯になっています。
虫歯は根の部分まで及んでおり、保存はできません。
①については抜歯の適応ということになります。

では、抜歯後の治療についての方法です。
私は、4つあると思います。②についてはインプラント以外に3つの選択肢があるということです。
a:インプラント
b:ブリッジ
c:義歯(入れ歯)
d:親知らずの移植

レントゲン写真です。
39.jpg 
抜歯する前後の歯を削りたくないのであれば、aのインプラントかcの義歯(入れ歯になりますし、
前後の歯を削って良ければブリッジでも可能ということになります。

このケースでは、抜歯する後ろの歯はすでに虫歯になっており、
いずれの治療法を選択しても削って治す必要もあります。

また、このケースは左上の親知らずが移植に使えそうです。
抜歯予定の歯を抜いて、親知らずを移植するのも可能ということになります。

インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)の長所、短所については、
ホームページ本編のインプラントの項目に、
親知らずの移植については親知らずの項目に詳しく解説しています。ご参照ください。


それぞれの治療法の長所、短所をよく考えて治療法を決定しないといけませんね。



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ガルバニー電流

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。


今日はちょっと変わった話をしたいと思います。
ガルバニー電流についてです。

私は刑事もののドラマが好きでよく見ます。
特に水谷豊扮する、杉下右京が名推理で事件を解決する「相棒」というドラマには
いろいろな話題が盛り込まれており、気にいっております。

そのドラマ「相棒」で、盗聴電波が受診できるようになった理由が虫歯の治療によるものである
という話がありました。
上下に異なった金属をつめてしまったために、
異なった金属が接触することで電波の受信機の役割をしてしまったという話でした。
異なった金属が接触すると発生するのがガルバニー電流です。


では、ガルバニー電流について見てみましょう。

口の中で異種金属が接触すると唾液あるいは歯質を介して電流が流れます。
これをガルバニー電流といいます。
ガルバニー電流によって歯の神経が痛むことがあり、これをガルバニー疼痛といいます。

これは電位差の大きい金属が使われていると起こることが多いとされています。

例えばアマルガム金合金が上下に装着されている場合、咬む度にこの金属同士が接触すると
発生することがあります。

IMG_6914.JPG
金合金のインレー修復

2c.jpgのサムネール画像
アマルガム修復

上に示した2枚の写真のように、
咬むことで異種金属が接触し、ガルバニー電流が発生するのです。
治す時に同じ金属で治すか、金属を使わない詰め物(ハイブリットセラミックやセラミック)
で治す必要がありますね。

メタルフリー修復(金属を使わないで治す)について詳しくはこちらを参考にしてください。



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土台(コア)の種類

こんにちは。さくま歯科 佐久間琢です。


今回は、土台(コア)について説明します。

神経を取った歯にかぶせ物をする場合、かぶせる歯には土台を入れる必要があります。
この土台をコアといいます。

神経を取った歯が咬めるようになるためには、

①根の治療(根管治療)
②土台(コア)の型採り
③土台(コア)をセットし、形成してかぶせ物の型採り
④かぶせ物のセット

この4つの段階を経ることになります。
かぶせるまでに2回型を採るわけです。

神経のある歯は土台(コア)を必要としないので形を整えてかぶせ物の型を採れば
よいので、上の③と④を行うことになります。

今回は②と③に関連するコアの種類について説明します。

A:金属の土台(メタルコア)
メタルコアの種類は以下の2つです。
①シルバーコア(保険適応)
②パラジウムコア(保険外)

①のシルバーは強度が弱いのですが、保険適応しており、価格が抑えられます。
②のパラジウムコアは強度が強いのですが、歯の破折を招くことがあります。
そこで、最近は保険外のかぶせ物をする場合、Bのファイバーコアを入れることが多いです。
パラジウムコアは保険外のものです。

メタルコアの症例を見てみましょう。

PICT0026.JPG

右上の前歯にメタルコアを装着しました。
削ってコアの形を整え、型を採ります。(支台歯形成といいます)

PICT0049.JPG

かぶせ物(オールセラミックス)で治しました。

オールセラミックスは光の透過性があり、
土台(コア)は次に解説するファイバーコアを使用した方がより審美的です。

B:金属ではない土台
  ファイバーコア(保険外)

ファイバーコアはしなやかな材質で、ちょうど象牙質と同じような硬さのため、
歯の破折するリスクを減らすことができます。また金属ではないので、アレルギーの心配や歯肉の着色の心配もありません。

歯肉の着色については8月24日のブログを参照してください。

ファイバーコアの症例を見てみましょう。
右上の糸切り歯です。

PICT0068.JPG

土台(コア)の型を採り、ファイバーコアをセットしたところです。
削ってファイバーコアの形態を整え、かぶせ物の型どりを行います。

PICT0073.JPG

ハイブリッドセラッミクスのかぶせ物で治しました。

PICT0080.JPG

裏からみたところです。

土台(コア)はかぶせ物の下にあるので見た目にはよくわかりませんが、
先に示したような特徴があるわけです。

今回は土台(コア)の種類について説明しました。
かぶせ物の種類はまたの機会に解説します。


保険治療でも機能性は補えますが、保険外の材料には保険診療にない利点を持っています。
費用だけではなく、安全性や、適合性も考えて選ぶのがいいと思います。

保険のかぶせもの、保険外のかぶせものどちらを選んでも、毎日のブラッシングは大切です。

土台(コア)の費用については、ホームページの料金表をご覧になってください。




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