歯周病の予防、治療は若い頃から行うべき | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

歯周病の予防、治療は若い頃から行うべき

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は歯周病の分野から歯周病予防と治療についてです。

最近はだいぶ予防歯科の概念が定着してきました。

よって80歳で20本の歯が残っている方も急激に多くなり、一応はその目標を達成したと言える段階になりました。歯が20本あればなんでも食べられるということが根拠になっていますが、歯がなくなって口腔内の状態が悪化すると栄養状態が悪くなり、全身的な問題に発展します。野菜、ナッツ類、肉などが摂取困難になり、炭水化物中心の食事に移行し肥満へと発展します。タンパク質の摂取が難しいくなることは全身的には虚弱に向かい、要介護状態へと移行していきます。

現在、健康寿命を延ばすことが大きなトピックスになっていますが、上記のように全身的な虚弱に向かう前に口腔内の虚弱状態が訪れます。

歯の喪失を防ぐ事が大切で、これは悪くなる前に行わないといけません。口腔内の状況が悪化してからでは遅いと思います。

歯の喪失原因の多くは虫歯と歯周病なので、この2つを予防することが何よりも大切です。定期的な検診を行い状態の維持を図るべきです。

80歳で20本の歯が残っている方が半分以上になったのですが、およそ半分の方は歯が20本ない状態があるので、そこにも目を向けないといけません。

投稿日:2022年4月15日  カテゴリー:歯周病