扁平苔癬(へんぺいたいせん) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

扁平苔癬(へんぺいたいせん)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は、口腔外科の分野から扁平苔癬(へんぺいたいせん)についてです

この病気は炎症性の病変で、

原因は不明とれていますが、

自己免疫性の発生機序が関与しているのではないかとされています。

また、C型肝炎の場合、扁平苔癬(へんぺいたいせん)が出現する確率が高い

との報告があります。

症例を見てみましょう。

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舌に出来た扁平苔癬(へんぺいたいせん)

レース状の白斑です。

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頬の粘膜(頬粘膜)に出来た扁平苔癬(へんぺいたいせん)

原因不明のため、対症療法がメインになります。

ステロイド入りの軟膏ステロイドなしの軟膏を使ってコントロールします。

症状がひどい時はステロイド入りを使い、落ち着いてきたらステロイドなしに切り替えます。

ステロイド入りの軟膏を長期間使うとカンジダ菌が増殖することがあるためです。

経過観察が必要な疾患です。

しみたり、ひきつれ感、突っ張り感などの自覚症状があり、受診されるケースが多いです。

扁平苔癬(へんぺいたいせん)と似た病変に白板症(はくばんしょう)があります。

白板症は症状のないことが多く、検診で指摘されることが多いと思います。

白板症は悪性化の頻度が0.4%から3%とされており、

口腔潜在的悪性疾患とされていて注意が必要です。

 

投稿日:2021年10月4日  カテゴリー:口腔外科