スプリント療法②前方整位型スプリント | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

スプリント療法②前方整位型スプリント

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は顎関節症の分野からスプリントについてです

昨日のスタビライゼーション型に続き本日は前方整位型スプリント(リポジショニングスプリント)についてです。

前方整位型スプリントは下アゴのポジションを前方に保つことで、関節円板の位置を整位させるのに使用します。要するに関節円板に位置を正常な位置に戻すためのスプリントです。

形態も前回のスタビリゼーション型とは随分違っています。

前方に山がついていて、下アゴが後退するのを防ぎます。

PICT0120.JPGのサムネール画像

このスプリントは使用期間が長期にわたると咬み合わせに大きな変化を起こすことがあり、

経過観察が非常に重要です。

 

また、適応となる症例も限られますので、適応症かどうか判断しないといけません。

 

関節雑音が始まって3カ月以内のケースでは関節円板が戻る症例が多いと思います。

また、20歳以下では関節雑音が消失出来るケースが圧倒的に多いと感じます。

(関節雑音:アゴがカクカクとかジャリジャリと鳴ること)

症状がある場合は早めの対応が効果的と言えます。

また、症状が改善しても自己管理は必要になります。

運動療法の継続も考えないといけません。

 

投稿日:2020年12月7日  カテゴリー:顎関節症