顎関節症と咬合治療 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

顎関節症と咬合治療

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は顎関節症の分野から顎関節症と咬合治療についてです

先日、昨年の顎関節症の初診数を調べたらおよそ300件でした。

私は顎関節症の専門医なので、できるだけ多くの方を診察したいと考えています。

最近多いのが、咬合治療に関連した顎関節症です。

顎関節症だから咬合治療をするという説明を受けている患者さんが多いので、驚きます。安易な咬合治療は危険です。

悪い咬合を治すことはいいのですが、悪い噛み合わせイコール顎関節症ではないと言うことを知っておかないといけません。

顎関節症の原因の中に咬合が悪いという要素が入っていますが、原因は咬合だけでは無いので、咬合治療をすることで全ての顎関節症が治る訳ではありません。

顎関節症には色々なタイプがありますし、病態や病悩期間によって治療のゴール設定も異なります。よく検討しないといけません。

 

投稿日:2019年5月7日  カテゴリー:顎関節症