親知らずと神経麻痺 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

親知らずと神経麻痺

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は口腔外科の分野から親知らずと神経麻痺についてです

下顎の親知らずでは、根の先端付近を神経が走行する事が多く、抜歯により神経を直接触ることはありませんが、一瞬神経が空気と触れてしまう事があります。神経は繊細な組織のためわずかな刺激で麻痺が出てしまう事があります。

神経麻痺は偶発的に起こることがあり、神経の露出が確認できない場合も起こる事があります。

麻痺が出現してしまった場合はビタミンB製剤や神経賦活剤で対処します。

神経の麻痺が出てしまったら早期に対応する事が大切です。

神経と親知らずの位置的な関係を判断するのに3DCTを撮影して精査する事も有効です。撮影によって神経との位置関係がへ変わる訳ではありませんが、神経麻痺の可能性が高いかどうかの判断材料になります。

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投稿日:2018年7月10日  カテゴリー:口腔外科