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エプーリスについて

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は口腔外科の分野からエプーリスについてです。

先日、エプーリスについて監修の仕事があったので今回はエプーリスについて書いてみます。

エプーリスとは腫瘍とは違いますが、反応性の増殖をするので腫瘍類似疾患と言われています。組織系から炎症性、巨細胞性、線維種性などに分類されます。

女性に多く発症し男性の2倍の性差があり、前歯部に好発します。

写真は上顎前歯部のエプーリスです。大きくなったので下の歯があたるようになり切除の方針となったケースです。

このように、エプーリスは外科的に切除することが多く、臨床的には歯根膜を掻爬します。

これは結合組織由来である事が理由です。

再発するなら原因歯の抜歯を行う事もあります。

投稿日:2016年3月24日  カテゴリー:口腔外科