妊娠と口腔内の変化② | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

妊娠と口腔内の変化②

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は前回に引き続き妊娠による口腔内の変化です。

今日は妊娠中にかかりやすい疾患です。

私の感覚では虫歯智歯周囲炎が圧倒的だと思います。

治療は安定期の4ヶ月から7ヶ月に行うのが一般的です。

虫歯は応急処置にとどめます。麻酔の使用もほとんど影響はありませんが歯科治療のストレス自体、あまり良いものではありません。

智歯周囲炎とはいわゆる「親知らずが腫れた」という病態です。

抗生剤で消炎します。抗生剤自体は胎児に影響は少ないのですが、抗生剤の内服は最終的にはご自身の判断となります。歯性感染症早産や低体重児出産のリスクを高めます。

親知らずの抜歯歯周病の検査・クリーニング虫歯治療は妊娠前から治療し、胎児への環境に配慮しないといけません。

妊娠前から口腔内の状態をチェックし、口腔内環境を整えるようにすべきです。

 

投稿日:2015年3月3日  カテゴリー:歯周病