大きな虫歯と神経の保存 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

大きな虫歯と神経の保存

こんにちは 武蔵野市 吉祥寺本町 さくま歯科 佐久間琢です

今回は虫歯修復の分野から神経の保存について考えます

症例です

隣接面の虫歯です。

まず上の部分を削って行きます。

中の黄褐色の部分は軟化象牙質と言って虫歯です。

虫歯と言うと黒を連想するかもしれませんが、違う場合がほとんどです。

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軟化象牙質を取っていくと、かなり大きな虫歯である事がわかります

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齲蝕検知液を使用してさらに虫歯を削っていきます

齲蝕検知液で染まる部分はすべて取ります。

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神経が露出寸前です。まだ少し染まっている部分がありますので削ります。

虫歯治療で一番大切なのは、虫歯を取り残さないことです。

齲蝕検知液は必須アイテムです。

神経に近いと症状が出る事があります。

この場合は神経を取る必要があります。

定期検診で虫歯のチェックをすべきです。

小さなうちに処置すれば神経は保存できます。

 

投稿日:2015年1月5日  カテゴリー:むし歯修復