顎骨嚢胞(がっこつのうほう) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

顎骨嚢胞(がっこつのうほう)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から顎骨嚢胞(がっこつのうほう)についてです。

症例です。

顎関節の雑音を主訴に受診された患者さんです。

顎関節症の診査で撮影したレントゲンでのう胞が発見されました。

右下の骨の中に丸い境界明瞭な透過像を認めます。

443.jpg

わかりにくいので印をつけてみます。

赤い丸印が嚢胞(のうほう)です。

443a.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

顎骨嚢胞(がっこつのうほう)にはたくさん種類があります。

稀にエナメル上皮腫などの腫瘍の場合もあり、病理検査が必要です。

このケースでは顎関節症の診査で嚢胞が発見されました。
1年に1回はパノラマレントゲンによる診査を受けても良いと思います。

投稿日:2011年2月25日  カテゴリー:口腔外科